【初心者向け】少年野球審判の始め方|まずは三塁からチャレンジしよう
「今度の試合、審判お願いできますか?」
少年野球をしていると、こんな場面がありますよね。
チームに協力したいと思ってはいるけど、
- ルールが分からない…
- ミスしたらどうしよう…
- 周りに迷惑をかけないかな…
- そもそも、どこに立てばいいの?
と不安だらけで無理!…と思いがちですが、大丈夫。野球経験がないパパも審判している人はたくさんいます。
それに野球経験があっても、審判は別物。実は、審判のことは分からないって人も多いんです。
実際、私自身も野球歴は30年以上ありますが、審判を始めてから初めて知ったルールがたくさんありました。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、まずはグラウンドに立ってみること。合言葉は、「インジケーターを持って、三塁審判からレッツチャレンジ!」です。
この記事では、
- 初めての審判でおすすめのポジション
- 最低限そろえたい道具
- 最初に覚えたいプレー
- 不安を減らす考え方
を、初心者パパ目線でわかりやすくまとめました。「審判、ちょっとやってみようかな」と思っていただければ、うれしいです。
\この記事を書いた人/

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
>>さらに詳しいプロフィールを見る
この記事は、筆者自身の野球経験をもとにした個人の見解です。正式なルールや細かい規定については、各地域の野球連盟・協会にご確認ください。
\審判パパ向けの記事まとめ/
最初から完璧じゃなくて大丈夫
審判の経験がない「初心者パパ」にまず伝えたいことがあります。それは次の2つ。
- みんな最初は初心者だった
- 野球経験者だって完璧じゃない
みんな最初は初心者だった

初めて審判を任されると、
- 「ルールが分からない」
- 「間違えたらどうしよう」
と不安になりますよね。
実際の少年野球では、野球経験者だけでなく、野球未経験のパパが審判を担当することも珍しくありません。むしろ、野球経験の有無に関係なく、保護者の協力がなければ試合を運営することが難しいチームも多いでしょう。
でも安心してください。今では落ち着いてジャッジしているベテラン審判も、最初はみんな初心者でした。
完璧なジャッジも大切ですが、やっぱり「子どもたちが安心して野球を楽しめる環境を作ること」が一番。審判を積極的に引き受けてくれる保護者がいると、チームの雰囲気も良くなりますし、パパの頑張りがお子さんにも伝わるはずです。
野球経験者だって完璧じゃない

私自身、小学校から大学まで野球を続けてきましたが、知らないルールがたくさん。例えば、安全進塁権の違いも、少年野球の審判を経験する中で初めてしりました。
今でも試合中にまよったり迷うことや、「今の判定は失敗だったかもしれない」と公開することも。公式戦で審判を担当するとなれば、今でも緊張します。
なので、初めて審判を担当する方が不安になるのは当たり前。それよりも、まずはグラウンドに立ってみることが、何より大切だと思います。
\私も最初は分かってなかった!/
野球は所詮「鬼ごっこ」

野球未経験の人は、特に「野球ってルールが難しそう…」と思った方が多いはず。そんな方は「鬼ごっこ」をイメージしてみてください。
野球の基本的な考え方は、鬼ごっこと同じく、意外とシンプル。
- ボールを持った野手が鬼
- 走者は逃げる人
- 塁(ベース)は安全地帯
走者は次の塁を目指して走り、ボールを持った野手にタッチされるとアウトです。ボークやインフィールドフライなど、細かいルールはありますが、次に紹介する2つのプレーを理解するだけでも、ルールの概要が掴めるはず。
\超初心者向けに野球ルールを解説/
初心者パパが最初に覚えたい“2つのプレー”
野球のルールは、まるで「鬼ごっこ」。守備の選手が鬼となり、逃げる走者を捕まえ、アウトにします。アウトにする方法は次の2種類があります。
- フォースプレー
- タッチプレー
初心者が混乱しやすいポイントでもありますが、逆に言えば、この2つを押さえるだけで審判のハードルはグッと下がります。
フォースプレーとは?

フォースプレーとは、「ベースを踏めばアウトになるプレー」のこと。鬼ごっこで例えるなら、「安全地帯を先に取られてしまった状態」と同じです。
例えば、0アウト走者一塁で打者が遊ゴロを打ったとき、一塁走者は必ず二塁へ進まなければなりません。そこで遊撃手がボールを捕り、二塁ベースを踏めば、タッチすることなく一塁走者をアウトにできまます。
少年野球で最もよく見るプレーの一つなので、まずは「ベースを踏めばアウトになる場面がある」と覚えておきましょう。
タッチプレーとは?

タッチプレーとは、「ボールを持った野手がランナーにタッチしてアウトにするプレー」のことです。フォースプレーではない場面では、基本的にタッチアウトになります。
例えば、二塁走者が三塁へ進もうとしている場面、野手がボールを持って三塁ベース踏むだけではアウトになりません。二塁走者にボールを持った状態でタッチして、初めてアウトになります。
「今のプレーはベースを踏めばいいのか、それともタッチが必要なのか」を意識して見るだけでも、試合がぐっと分かりやすくなります。
\審判やるなら押さえておきたい/
最初にそろえたい審判道具
ルールを覚えるの大切ですが、審判用の道具を揃えるのも必要。とはいえ、最初から本格的な審判用品をそろえる必要はありません。
私自身、最初は最低限の道具だけで始めました。塁審をはじめるのであれば、まずは次の3つがあれば十分です。
- インジケーター
- 動きやすい靴
インジケーター

まず最初に購入したいのが、ボール・ストライク・アウトをカウントするインジケーター。
野球経験者でも、試合に集中していると「あれ?今何ボールだっけ?」となることがあります。特に審判初心者の場合は、緊張もあってカウントを忘れやすいもの。
カウントが間違っていると、審判として公平な裁定ができません。私が初心者パパにおすすめする道具を1つだけ選ぶなら、間違いなくインジケーターです。
(アフィリエイトリンク)
動きやすい靴

審判は思った以上に動きます。特に外野に打球が飛んだときは、打球を追いかけたり、空いたベースをカバーしたり、プレーごとに見る位置を変える必要があります。
審判をするときは、動きやすく、走りやすく、滑りにくい靴を選びましょう。まずは普段使っている運動靴で十分です。
ちなみに私は、NIKEの運動靴がお気に入りです。
\審判やるなら揃えておきたい/
初めての審判で感じやすい“不安”と対策
とはいえ、審判するとなるとやっぱり不安があります。私が審判を始めた頃も、次の不安がありました。
- 「周りに怒られないかな」
- 「間違えたらどうしよう」
「周りに怒られないかな」

初めて審判をするときに気になるのが、「変なジャッジをしたら怒られるんじゃないか」ということ。
しかし私の経験上、初心者審判が多少判定に迷ったとしても責められることはほとんどありません。特に練習試合であれば、「初めてなんです」と一言伝えておくだけでも、周りは温かく見守ってくれます。
むしろ、周りが困るのは「誰も審判をやってくれないこと」です。「審判を引き受けてくれてありがとう」と思っている方の方が多いものです。
「間違えたらどうしよう」

多くのパパは「誤審したらどうしよう」と不安に感じているはず。私自身も、「今の判定は失敗だったな…」と思った経験は何度もあります。
人が行う以上、どれだけ気をつけていても、判断ミスは誰にでも起こるもの。大切なのは、誤って判断してしまった時に、落ち着いて正しく対処できるかどうかです。
実は、公認野球規則には、誤審してしまったときの対応方法が明記されています。
- ますは「タイム」を宣告
- 審判員で協議
- 正しい裁定に変更し、走者を適切に配置
- 両監督へ説明
の流れで、落ち着いて対処すれば、大丈夫です。
\誤審への対応を詳しく解説/
初めてなら“三塁審判”から始めよう
ここまで読んで、「次の試合、審判やってみようかな」と思っていただけたなら、私がおすすめしたいのが三塁審判です。
- 三塁審判が始めやすい理由
- 三塁審判で見るのは主に3つ
三塁審判が始めやすい理由

初めて審判をするなら、私としては三塁審判がオススメです。例えば球審の場合は、ストライク・ボール判定、振り逃げ判定、試合進行など、いきなり初心者が行うには担当する役割が多すぎます。
二塁審判は塁のカバーや外野への打球対応など、状況によって動き方が大きく変わり、複雑。一塁審判はジャッジの機会が多く、慣れていないと判断に追われてしまいがちです。
その点、三塁審判は比較的シンプル。
といった基本的な判定に集中できます。「審判という役割に慣れる」という意味では、始めやすいポジションです。
\まずは三塁審判からチャレンジ/
三塁審判で見るのは主に3つ

三塁審判になったら、まずは次の3つを意識しておきましょう。
- アウト・セーフ判定
- フェア・ファール判定
- タッチアップ判定
アウト・セーフ判定
三塁審判が最も多く担当する判定です。見るポイントは、
- 野手がボールを捕ったか
- ベースを踏んだか
- ランナーにタッチしたか
など、どちらが先だったか。
最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはしっかり見て、大きな声でコールすることを意識しましょう。
\アウト・セーフを詳しく解説/
フェア・ファール判定
三塁線付近の打球は、三塁審判の大切な仕事です。フェアかファールかは、打球が止まった場所ではなく、どこを通過したか。
特に三塁ベース付近を通過する打球は、ベースよりも手前を通ったのか、ベース上を通ったのかをしっかり確認する必要があります。
走者がいないときも気を抜かず、「三塁線の打球をしっかり見る」ことを意識しましょう。
\フェア・ファウルを詳しく解説/
タッチアップ判定
三塁審判には、ぜひ覚えておきたいのがタッチアップ。タッチアップとは、フライを捕球されたあと、走者が塁に触れてから次の塁へ進むプレーです。
一方、塁に触れなかったり、捕球する前に次の塁へ進んだ場合、走者はアウトになります。このため、三塁審判は走者がスタートするタイミングの確認が必要です。
特に三塁走者がいる場面では得点に直結するため、重要な判定となります。三塁に走者がいる場面では、「外野フライ=タッチアップ」とおぼえておきましょう。
\タッチアップはこう見る!/
私が審判で失敗した話
最初から完璧じゃなくて良いと言われても、「本当に失敗してもいいの?」と思う方もいるかもしれません。ただ、安心してください(と言って良いかわかりませんが)、私自身も失敗した経験があります。
ある公式戦の試合の塁審中、プレーが一区切りついたタイミングで、私はボールから目を離してしまいました。すると突然、内野手が「アウト!」というアピールの声が…。
実は守備側が隠し球を仕掛けていたのですが、私はそのプレーをまったく見ていませんでした。幸い、プレーを見ていた他の審判が正しく判定してくれましたが、私にとっては苦い思い出。
最後までボールから目を離さないことは、この試合から学んだ教訓です。
\私も引っかかってしまった…/
“できるかも”と思えたら、それが最初の一歩
ここまで読んで、「自分にもできるかも」と思えたなら大丈夫。最後に、私が初心者パパへ伝えたいことをまとめます。
- やりながら覚える
- 野球未経験者でもできる
- 子どもたちの試合を支える大切な役割
やりながら覚える

「なんとかやれそうな気がする!」そう思えたなら、それが最初の一歩。私も、立ち位置が分からなかったり、判定に迷ったりすることもありましたが、少しずつ慣れていきました。
大切なのは「完璧になってから審判をやる」ではなく、「審判をやりながら覚えていく」ということ。まずはグラウンドに立つことが、上達への一番の近道です。
野球未経験者でもできる

私が所属する少年野球チームでは、野球未経験のパパが活躍しています。私がルールで迷ったり、判定に自信がないとき、アドバイスをくれた先輩パパたちも野球未経験です。
逆に野球未経験の方がルールを勉強したり、積極的に審判に協力することで、チーム全体にも一体感が生まれます。子どもたちにとっても、「お父さんが頑張っている姿」は良い刺激になるはずです。
子どもたちの試合を支える大切な役割

選手や指導者が揃っていても、審判がいなければ、試合はできません。だからこそ、パパ審判はとても大切な存在です。
指導者から見ても、積極的に審判へ協力してくれる保護者は本当にありがたい存在だと思います。もし今、「自分にもできるかな」と思えたなら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
\初心者にオススメのルール本はこちら/
まとめ|まずは“三塁審判”から一歩踏み出そう

今回のポイントをまとめると、
- 最初から完璧じゃなくてOK
- まずは三塁審判がおすすめ
- 覚えるのは「アウト・セーフ」、「フェア・ファウル」、「タッチアップ」
- フォースプレーとタッチプレーが分かるとかなり楽になる
- 道具は最低限でOK。まずはインジケーターがあれば十分
私自身も、最初はかなり不安でした。
- 「ルールに自信がない」
- 「間違えたらどうしよう」
- 「周りに迷惑をかけないかな」
そんな気持ちを抱えながら、初めてグラウンドに立った日の緊張は、今でも覚えています。
でも、一歩踏み出してみると、「審判って、意外と楽しい」と感じます。なにせ、子どもに一番近い場所で試合が見れる特等席です。
最初から完璧じゃなくて大丈夫。インジケーターを持って、まずは三塁審判からチャレンジしてみましょう。
以上この記事が、あなたの“最初の一歩”のきっかけになれば、うれしいです^^













