「今のプレー、合ってたかな…?」  

こんな場面に遭遇すると、いつも試合後に公認野球規則を読み返しているパパ審判こと、「ひるきん」です。

その公認野球規則が2026年に改正されました。ただ、実際に読んでみると文章の修正が多くて、どこが重要なのか分かりにくい…。

この記事では、そんなパパ審判の方に向けて、2025年から“実際の判定に影響するポイント”だけを厳選して解説します。次の試合で、自信あるジャッジにつながれば、幸いです。

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
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この記事の内容は、私なりの理解をもとにまとめています。実際の適用や細かい解釈については、全日本野球協会公式サイト公認野球規則をご確認ください。

何が変わった?2026年の主なルール改正【パパ審判向けに解説】

2026年版の公認野球規則では、いくつかの文章整理や表記修正が行われました。その中でも、試合の判定やプレーに関係する主な変更点をまとめると、次の5つです。

  1. 守備シフトの規制が明確化
  2. 投球動作は途中で止められない
  3. 牽制は踏み出しが必須
  4. フェア打球が走者に当たるルール整理
  5. ボール隠しトリックプレー禁止

① 守備シフト規制(内野手の位置)

極端なシフトは禁止。違反すると安全進塁。

投球時、内野手は次の条件を満たす必要があります。

  • 内野手4人は内野に位置する
  • 二塁ベースを挟んで2人ずつ配置

いわゆる極端な守備シフトを制限するルールです。違反した内野手が最初に打球に触れた場合、打者には”安全進塁”が与えられます。

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② 投球動作は途中で止められない

投げ始めたら止めた時点でボーク。

投手が投球に関連する動作を開始した場合、

  • 動作を途中で止める
  • 投球から牽制へ変更する

といった行為は認められません。

このような場合はボークとなることが、明確に記載されました。

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③ 牽制は踏み出し必須

踏み出さない牽制はボーク。

投手が塁に送球する場合は、必ず送球する塁の方向へ踏み出す必要があります。

踏み出さずに送球した場合は「That’s a balk!」です。

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④ フェア打球が走者に当たるルール整理

内野手を通過前なら走者アウト、通過後はインプレー。

フェアボールが走者に当たった場合の判定について、文章が整理されました。

基本は次の通りです。

  • 内野手を通過する前に走者に当たる → 走者アウト
  • 内野手を通過した後 → インプレー

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⑤ ボール隠しトリックプレー禁止

ボールを隠した時点で進塁が与えられる。

野手がボールをユニフォームやポケットなどに隠して、走者をだます行為が明確に禁止されました。

このような行為があった場合、

  • 審判はタイム
  • 走者に1個の塁が与えられます

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迷ったら原文を確認するのが一番

2026年版ではこのほかにも、

  • 表記の整理
  • 原注の追加
  • 日本野球への適用表記の調整

などの修正が行われています。正直、すべてのルールを覚えるのは無理。

だからこそ「迷ったときに戻れる1冊」があると安心です。公認野球規則は、野球ルールが網羅的に言語化されているため、モヤモヤしたプレーも明確になります。

ひるきん

私も、迷ったプレーに出会うたびに原文を読み返し、根拠を持った判定につなげていますよ。

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まとめ|2026年改正は「迷いやすいプレー」を押さえればOK

2026年の野球規則改正は、一見すると細かい文章修正が多く、「どこが変わったの?」と感じる内容も多いです。

ただ、パパ審判として押さえておきたいポイントはシンプルです。次の5つを理解しておくだけでも、2026年の主なルール改正がおさえることができます。

覚えておきたい5つのルール改正
  • 守備シフトの位置制限
  • 投球動作は途中で止められない(ボーク)
  • 牽制は踏み出し必須(ボーク)
  • フェア打球が走者に当たる判定
  • ボール隠しトリックプレーの禁止

そしてもう一つ大事なのが、迷ったら、そのままにしないこと。

気になったプレーはあとで調べて、少しずつ判断基準を増やしていく。この積み重ねが、パパ審判としてのレベルアップにつながります。

パパ審判なら、判断に迷ったときの“よりどころ”として、公認野球規則を手元に置いておくと安心です。

以上、この記事が参考になれば、うれしいです^^

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