「グローブ、そろそろ買い替えたいけど、どれを選べばいいか分からない…」

先日、少年野球のお母さんから、こんな相談を受けました。お子さんは小学2年生。

実はこの世代、グローブ選びに大事な特徴があります。

本記事では、私が実際に紹介したおすすめグローブと、その選び方の考え方をまとめました。これからグローブを選ぶ方の参考になればうれしいです。

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
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この記事は、筆者自身の野球経験をもとにした個人の見解です。

低学年のグローブの使い方の特徴|小学生は握り込み型が多い

出典:https://www.pexels.com

小学校低学年は、まだ手も小さく、握力が発達途中の段階です。そのため、

  • 包み込むように捕る → まだ難しい
  • ポケットで止める → 安定しにくい
  • 指先で細かく操作する → 不安定

といった特徴があります。その結果、どうしても「握り込む捕り方」になります。

  • グッと力を入れて閉じる
  • 親指と人差し指の間でボールを挟む
  • グローブを横向きに使う

これは決して悪いことではなく、この年代では自然な使い方です。無理に大人のような捕り方を求めるより、今の身体の発達段階に合った使い方を認めてあげることが大切です。

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低学年のグローブの選び方|失敗しない2つのポイント

出典:https://www.pexels.com

この世代は、次の条件にあったグローブを選ぶのがオススメ。「捕れる → 楽しい → 上達する」の流れをつくるには重要なポイントです。

  1. やわらかく、つかみやすい
  2. 重すぎない・大きすぎない

やわらかく、つかみすい

手が小さく、筋力も発達していない小学2年生は、どうしてもグローブを握る力も弱い。そのため、革がやわらかい、しっかり閉じられるグローブを選ぶことが重要です。

  • 革がやわらかい → グローブを握りやすい

かといって、やわらかすぎるグローブはNG。つかむ力が弱くなり、かえってボールをこぼしやすくなります。

とは言え、グローブの骨格となる硬さも必要。特に親指部分や小指部分の芯がしっかりしたグローブは、ボールをつかむ力が伝わり、捕りやすい特徴があります。

  • 芯がしっかりしている → ボールをつかみやすい

革のやわらかさと、芯の硬さを兼ね備えたグローブを選ぶのがポイントです。

重すぎない・大きすぎない

「長く使えるから」と大き過ぎるグローブを選ぶと、

  • 重くなる → 操作性が悪い
  • 手にフィットしない → ボールが掴みにくい

などの不具合が生じ、結果的にボールが捕りにくくなってしまいます。

まずは、自分の手にフィットし、無理なく扱えるサイズを優先するのがオススメです。

ひるきん

革製の小さいサイズのグローブを選ぶのがベスト!

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低学年におすすめの少年野球グローブ

今回紹介するのは、グローブ選びに迷っていた保護者の方に、私が実際に紹介したグローブ。どれもわが子が実際に使ってきたモデル「次に選ぶならコレ」と候補だったグローブです。

  1. 初グローブならローリングス(Rawlings)
  2. 守備がうまくなりたいならゼット(ZETT)

初めてのグローブならローリングス(Rawlings)

私が使ったグローブの中で、1番使いやすいと感じたローリングス。柔らかい革と深めのポケットのおかげで、ボールをしっかりと掴みやすいのが特徴です。

ローリングスとは?

ローリングスは、アメリカ・ミズーリ州セントルイスに本社を置く老舗スポーツ用品メーカーです。1887年にジョージとアルフレッドのローリングス兄弟が創業した、最古クラスの野球用品ブランドとして知られています。

グラブやバット、ボール、ユニフォームなど幅広く展開しており、メジャーリーガーも御用達のブランド。長い歴史の中で改良を重ね、大人から少年野球まで幅広い世代にも人気です。

ローリングスを選んだ理由は?

20年前から使っている大好きなローリングスのグローブ

私自身、これまでにたくさんのグローブを使ってきましたが、その中で一番使いやすいと感じたのがローリングス。やわらかい革と深めのポケットは、ボールが自然に収まり、「捕れる感覚」がつかみやすいグローブです。

この経験から「わが子にも使ってほしい」という思いローリングスを選びました。やわらかさと閉じやすさのバランスがよく、“まずはしっかり捕れるようにしたい”低学年世代にぴったりだと感じています。

ローリングスのおすすめグローブは?

やわらかく、閉じやすい設計で、握り込み型の子でも扱いやすいタイプ。手が小さめの子でも、手の大きさに合わせて、手口部分の広さを調節できるのがポイントです。

本革仕様でやわらかく、小指の付け根に入れられたスリットにより、無理なくしっかり閉じられるのが特長です。わが子も初めてのグローブとして、実際に使っていました。

メーカーはメジャーリーグやプロ野球でも使われているローリングス(Rawlings)。最初のグローブとして、安心して選びやすいモデルです。

「数年使えたらいいな」と考えるなら、こちらのモデルも有力な候補。成長を見越した、やや大きめのサイズのグローブです。

わが子も「次に買うならこれかな」と検討していたグローブ。サイズアップを考え始めたタイミングに合いやすいモデルです。

守備がうまくなりたいならゼット(ZETT)

プロ野球選手も多く使用しているメーカーで、守備に定評のある選手が選ぶことが多い印象のセット(ZETT)。わが子も2つ目のグローブとして同じシリーズを使用しています。

ゼットとは?

ゼットは、1920年に大阪で創業した老舗のスポーツ用品メーカー。長い歴史を持ち、プロ野球選手からアマチュアまで幅広く支持されています。

とくに守備用グローブの評価が高く、「守りやすさ」にこだわる選手から選ばれている印象の強いメーカーです。

ゼットを選んだ理由は?

埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手や、

福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手、

東北楽天ゴールデンイーグルス宗山塁選手など、

守備に定評のある選手が愛用しているのを見て、「一度使ってみたい」と思ったのが、ゼットを選んだきっかけ。

実は、息子よりも先に私がゼットのグローブを購入しちゃいました。実際に使っているのは源田選手と同モデル。

  • 土手部分が広く、ゴロをさばきやすい
  • 捕球面が安定している
  • 革にほどよい“張り”があり、硬すぎず柔らかすぎない

という点。始めてゼットのグローブを使いましたが、「守備が楽しい」と感じられるグローブで、自然と息子にも使わせたくなりました。

わが子もゼットのグローブを使い始めてから、守備に大ハマリ。私の仕事が早く終わると「父ちゃん、練習しよう!」と自分から声をかけてくれるほどです。

ゼットのおすすめグローブは?

私のオススメは「ゼロワンステージ セカンド・ショート用」。捕球面が広く、実際に使ったわが子も「ゴロが取りやすい」と感じているモデルです。

小さい手にフィットしやすいサイズ感と、ボールが収まりやすい広めのポケットが、低学年の子でも扱いやすいグローブに仕上がっています。

中学年や高学年まで使うことを想定するなら、少しサイズが大きめのピッチャー・内野手用もオススメ。セカンド・ショート用がMサイズなのに対し、ピッチャー・内野手用はLサイズです。

源田選手が使っていたグローブのように、バスケットウェブが採用されている点もかっこいいです。

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実際に手にはめて決めるのがおすすめ

今回紹介したローリングスやゼットのグローブは、どれも人気のあるモデル。同じチーム内で使っている子もいるはずです。

もし可能であれば、購入前に一度はめさせてもらうのがおすすめです。実際に手を入れてみると、

  • グローブを閉じやすいか
  • はめたときに重くないか
  • サイズ感やフィット感はどうか

がすぐに分かります。スポーツ店にも置いてあることが多いので、購入前に一度試してみると安心です。

グローブ選びは、最終的には感覚がとても大事。「なんとなくしっくりくる感覚」を大切にして選んでみてください。

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グローブを安く手に入れる方法

グローブは決して安い買い物ではありません。できるだけ状態の良いものを、無理のない価格で手に入れたいところです。

そんな方にオススメなのが、次の2つです。

  1. スポーツ用品店のセールを狙う
  2. 中古品や未使用品を狙う

スポーツ用品店のセールを狙う

グローブを探すとき、スポーツ用品店のオンラインショップをチェックするのもおすすめです。

オンラインショップが便利

近くに店舗がない場合でも、オンラインショップなら自宅から商品を探すことができます。オンラインショップでは

  • セール商品
  • 型落ちモデル
  • 在庫処分品

が見つかることもあり、思わぬ価格で購入できることもあります。グローブの種類も多いので、「まずはどんなモデルがあるのか見てみたい」という方にもおすすめです。

HIMARAYA(ヒマラヤ)でセール品をチェック

ヒマラヤは全国展開するスポーツ用品店で、少年野球用グローブの品揃えも充実しています。ローリングスやゼットなど人気メーカーのグローブを取り扱い、型落ちモデルやセール品が見つかることも。

オンラインショップなら自宅からゆっくり比較できるので、グローブ探しにも便利です。

XEBIO(ゼビオ)でセール品をチェック

スーパースポーツゼビオは全国展開する大型スポーツ用品店で、少年野球用グローブの品揃えも豊富です。ミズノ、ゼット、ローリングスなど人気メーカーを幅広く取り扱い、定番モデルから最新モデルまで比較しながら選べます。

オンラインショップならレビューも参考にできるので、グローブ選びにも便利です。

DEPO(デポ)でセール品をチェック

スポーツデポは全国に店舗を展開するスポーツ用品店で、少年野球用グローブの品揃えも豊富です。ミズノ、ゼット、ローリングスなど人気メーカーのグローブを幅広く取り扱い、初心者向けから本格モデルまで比較しながら選べます。

オンラインショップではセール商品や型落ちモデルが見つかることもあり、グローブをお得に探したい方にもおすすめです。

中古品や未使用品を狙う

決して安い買い物ではないグローブ。新品を探すのもおすすめですが、フリマサイトで状態の良いものを安く購入するという選択肢もあります。

中古・未使用品を狙うメリット

フリマサイトで中古品や未使用品を選ぶのもオススメ。

  • 安価に手に入る
  • 中古品ならすぐ使えるやわらかさ
  • 未使用品なら状態は良好

実際に、わが子のグローブはフリマサイトで購入したものです。

  • 1つ目は中古品
  • 2つ目はほぼ未使用品

どちらも状態は良く、新品の半額程度で購入できました。

中古グローブ選びのポイント

中古グローブを選ぶ際は、なるべく使用感が少なく、使いやすいもがベスト。以下のポイントに注意しながら、メルカリで選んでみましょう。

  • 捕球面は平らでポケットがあるか?
  • 破れやひび割れがないか?
  • 安心できるメーカーか?

中古グローブの場合、届いたその日から使えるメリットもあります。新品にこだわらない方は、検討の余地ありです。

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グローブ選びと同じく大切な「手入れ」

自分にあったグローブ選びはもちろん、同じくらい大切なのがグローブの手入れ。しっかり手入れすれば、自分の捕り方に馴染んでいきますが、手入れを怠れば、せっかくの良いグローブも捕りにくくなってしまいます。

人の肌と同じように

  1. 汚れを落とす
  2. 潤いを与える
  3. 潤いを閉じ込める

を行い、自分好みの捕りやすいグローブに育てていきましょう。

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まとめ低学年の少年野球グローブは「捕れること」で選ぶ

小学校低学年のグローブ選びで大切なのは、「長く使えるか」よりも「今しっかり捕れるか」です。子どもはまだ手も小さく、握力も発達途中のため、

  1. やわらかく、つかみやすい
  2. 重すぎない・大きすぎない

この2つを意識して選ぶことが大切です。自分の手に合ったグローブでボールが捕れるようになると、

捕れる → 楽しい → もっと練習する → 上達する

という良い流れが生まれます。

ただし、グローブは買って終わりではありません。しっかり手入れをしながら使い続けることで、少しずつ自分の手に馴染み、捕りやすいグローブに育っていきます。

ぜひ、お子さんの手の大きさや捕り方に合ったグローブを選び、
親子でグローブを育てる楽しさも味わってみてください。

おすすめグローブ一覧

この記事でおすすめした低学年向けのグローブは次の4つです。

① Rawlings HYPER TECH R9 Series Junior Glove

ジュニアグローブに必要な「柔らかい・痛くない・手にフィットする」条件を満たしたシリーズとして設計されています。「まずはボールを捕れるようになりたい」という子にぴったりのモデルです。

② Rawlings HYPER TECH Color Sync Junior Glove

成長を見越して少し大きめのサイズを選びたい場合はこちら。
低学年から中学年にかけて使いやすいバランスのグローブです。

③ ZETT ゼロワンステージ セカンド・ショート用

捕球面が広く、ゴロが収まりやすいのが特徴。
守備が好きな子や、内野手をやりたい子におすすめです。

④ ZETT ゼロワンステージ ピッチャー・内野手用

少し大きめのサイズで、中学年以降まで使えるタイプ。
バスケットウェブのデザインもかっこよく、人気のモデルです。

以上この記事が、低学年のグローブ選びの参考になれば、うれしいです^^

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