【フェア?ファール?判定が分かれたとき】審判はどうする?正しい対応を解説
一塁線ギリギリのゴロ。主審は「フェア」、一塁審判は「ファール」。
こんな“判定が食い違う場面”に出くわしたこと、ありませんか?
実は私も先日、まさにこのケースを経験しました。しかも得点に関わる場面でした…。
今回はその体験をもとに、公認野球規則に基づく正しい対応と反省点をわかりやすくまとめます。
この記事を読めば、同じ場面で迷わず対応できるようになります。
\この記事を書いた人/

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
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この記事は、筆者自身の野球経験をもとにした個人の見解です。正式なルールや細かい規定については、各地域の野球連盟・協会にご確認ください。
\審判パパ向けの記事まとめ/
実際に起きた!フェアとファールの食い違い

先日の練習試合でのことです。
- 一塁線ギリギリの内野ゴロ
- 主審の私は「フェア」と判定
- 一塁審判は「ファール」と判定
さらに状況を整理すると…
- 打者走者は一塁審判を見てストップ
- 三塁走者も判断に迷う
- 得点にも影響する状況に
練習試合だったため、大きな混乱にはなりませんでしたが、会場中が「?」となった瞬間でした。
その後、判定に自信があった球審の私は、「フェア」として試合を続行したのですが…。
\フェア・ファールの解説記事はこちら/
判定が食い違ったら「全員で協議」が正解

実は、審判どうしで判定が食い違った場合、 審判全員で協議する必要があります。このことは、公認野球規則8.03(c)に記載されています。
一つのプレイに対して、2人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督、プレーヤーをまじえず、審判員だけで)、その結果、通常球審(または、このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ事務局から選任された審判員)が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
引用元:公認野球規則 8.03(c)
この条文のポイントを整理すると、重要なポイントは、次の3つです。
- ①判定が食い違ったら「必ず審判だけで協議」
- ②最終判断は「球審」が決定
- ③決定した判定は「最終決定」で試合続行
①判定が食い違ったら「必ず審判だけで協議」
- 監督・選手は入れない
- 審判だけで冷静に整理するのが原則
②最終判断は「球審」が決定
- 誰が一番よく見えていたかを基準に判断
- 多数決ではなく“最も適切な判定”を採用
③決定した判定は「最終決定」で試合続行
- 一度決まったら覆らない
- 通常の判定と同じ扱いで試合を進める
\誤審した場合も全員協議が有効/
今回の私の対応と反省点

今回、私は…
- 主審の判定「フェア」を採用
- 打者走者は一塁アウト
- 三塁走者の得点は認める
という形で試合を続行しました。
ただし、「全員協議をせずに進めてしまった」ことが大きな反省点。公認野球規則に基づき、「止めて、審判どうしで協議して、球審が最終判断」すべきでした。
練習試合ということもあり、トラブルに発展しなかったのが幸いです。

内野ゴロは球審が判断すべき!…と、自分だけで判断してしまいました…。
なぜ「全員協議」が重要なのか?

審判のジャッジが食い違った際、全員協議が必要な理由は、大きく3つあります。
- ① 判定の正確性を高めるため
- ② 試合の公平性を守るため
- ③ トラブルを防ぐため
① 判定の正確性を高めるため
審判ごとに見えている角度は違います。
それぞれの視点を持ち寄ることで、より正確な判定につながります。
② 試合の公平性を守るため
判定がバラバラのまま進んでしまうと、どちらかのチームに不利な結果になる可能性があります。
協議によって判定を一本化することで、試合の公平性が保たれます。
③ トラブルを防ぐため
「きちんと協議して決めた」というプロセスそのものが、選手や指導者の納得につながります。
結果だけでなく、判断に至るまでの過程も大切です。

公式戦じゃなくてよかった…(> <)
\このときも全員協議でした(その1)/
パパ審判が覚えておきたい対応手順

「もしこの場面に遭遇したら、どうしたら…?」と不安な方は、この5ステップを覚えておけばOKです。
- タイムをかける
- 審判全員で集まる
- それぞれの見え方を共有する
- 最終判定を決定する
- 両チームに説明する
この流れを頭に入れておくだけで、試合中の安心感はまったく違います。

また同じ場面に遭遇したら、私も①〜⑤のステップで判定します!
\このときも全員協議でした(その2)/
まとめ|迷ったら「止めて協議」が正解

試合中、審判どうしで判定が食い違ったときは、
- そのまま進めない
- 必ず全員で協議する
これが大原則です。
私自身、今回の経験でその重要性を強く実感しました。いざという場面に備えて、覚えておきたいのは次の5ステップです。
- タイムをかける
- 審判全員で集まる
- それぞれの見え方を共有する
- 最終判定を決定する
- 両チームに説明する
少年野球では珍しくないプレーだからこそ、事前に知っておくだけで、役に立つ5ステップです。
▲最初へ戻るおまけ|不安なときはルールに戻るのが一番早い
試合後に「これで良かったかな?」と感じたとき。そんなときは、公認野球規則を確認するのが一番確実です。
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私も今回、条文を読み返して「次はこう動こう」と整理できました。パパ審判にとって“お守り”になる一冊です
\公認野球規則のレビュー記事はこちら/
以上、この記事が参考になれば、うれしいです^^
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