少年野球の審判|試合の始め方を完全解説!整列・かけ声・進行の流れ
少年野球の球審を初めて任されたとき、いちばん最初にとまどうのが、
「試合開始までに、何を・いつ・どう進めればいいの…?」
整列のやり方やメンバー表交換の流れ、掛け声など、どうやればいいかと心配ですよね。
でも実は、試合前の流れはそこまで難しくありません。ポイントは「30分前・20分前・10分前・5分前」にやるべきことを押さえること。
この記事では、初心者のパパ審判さんでも迷わないように、試合30分前からやるべきことを、できるだけ分かりやすくまとめました。
これを読めば、試合前にバタバタせず、落ち着いてプレイボールを迎えられるはず。それでは一緒に、試合前の準備を確認していきましょう!
\この記事を書いた人/

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
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この記事は、筆者自身の野球経験をもとにした個人の見解です。正式なルールや細かい規定については、各地域の野球連盟・協会にご確認ください。
\審判パパ向けの記事まとめ/
試合30分前|メンバー表と先攻・後攻

試合開始の30分前になったら、両チームのキャプテンに集まってもらい、メンバー表の交換と先攻・後攻の決定を行います。あわせて、試合球の受け取りやシートノック開始時間の共有、必要があればグラウンドルールの確認も済ませておくと安心です。
- メンバー表の交換
- 試合球の受け取り
- 先攻・後攻のじゃんけん
- シートノック開始時間を伝えよう
- グラウンドルールの確認
メンバー表の交換
メンバー表は、基本的に3枚つづり(原本1枚、複写2枚)になっており、それぞれ次の役割があります。
- 原本1枚:球審控え
- 複写1枚:相手チーム控え
- 複写1枚:自チーム控え
球審は両チームのメンバー表を受け取り、両チームにお互いのメンバー表を1枚ずつ渡します。試合中のメンバー交代に備え、球審は自分の控えを持っておきましょう。
試合球の受け取り
試合球は、未使用の新球を使うのが基本です。両チームから試合球を2球ずつ、合計4球を受け取りましょう。
先攻・後攻のじゃんけん
先攻・後攻は、キャプテン同士のじゃんけんで決定します。勝った方に、先攻・後攻を選択してもらいましょう。
公平にじゃんけんするため、「最初はグー」の掛け声は球審が行いましょう。
シートノック開始時間を伝える
次に、両チームへシートノック開始時間を伝えておきます。
- 「〇時〇分からシートノックお願いします。」
試合開始の20分前の時間を伝えておくと、スムーズです。
グラウンドルールの確認
グラウンドの形や設備の都合で、事前に伝えておくべきルールがある場合は、このタイミングで両チームに共有しておきましょう。
たとえば…
- 「このラインを越えたらホームラン」
- 「あそこを越えたらエンタイトルツーベース」
慣れない球場で審判をする場合は、事前にホームチームへ確認しておくと安心です!
試合20分前|シートノック

試合開始の20分前くらいになったら、シートノックの開始。メンバー表交換の際、シートノック開始時間を両チームに伝えておくとスムーズです。
- シートノックは後攻から
- シートノックは5分間
シートノックは後攻から
実は、先攻・後攻によって、シートノックを行う順番が決まっています。
開始時間になったら、先に後攻チームがシートノックを行います。続いて、先攻チームがシートノックを行う、という流れです。
シートノックは5分間
シートノックの時間は、5分間で行うのが目安です。そこで、時間内終えるために大事なのが、残り1分の声かけ。
タイミングを見て、
- 「残り時間、あと1分で〜す!」
と、ノッカー(シートノックを打つ人)に伝えましょう。
試合10分前|グラウンド整備とライン引き

両チームがシートノックを終えたら、すぐに保護者のみなさんでグラウンド整備とライン引きを行いましょう。ここをテキパキ進められると、試合開始がスムーズになります。
- シートノック後、すぐグラウンド整備
- バッターボックスは、ノック後に描く
シートノック後、すぐグラウンド整備
シートノックが終わったあとは、グラウンドが荒れてます。きれいな状態で試合が開始できるよう、グラウンドを整備しましょう。
- ベースまわりのならし
- マウンドまわりのならし
- 内野全体のならし
先にファールラインなどを消してしまわないよう、注意しましょう。先に本塁ベース周りをならすと、次のライン引きが滞りません。
バッターボックスは、ノック後に描く
バッターボックスやキャッチャーズボックスは、シートノック終了後に描くことがほとんどです。理由は、せっかく描いても、ノック中に砂が削れて、消えてしまうから。
バッターボックスやキャッチャーズボックスは、ライン数が多く、手間がかかります。本塁ベース周りのならしが終わり次第、すぐに取り掛かりましょう。
試合5分前|選手整列

いよいよ試合開始!
グラウンド整備とライン引きが終わったら、審判員はバックネット付近で整列の準備を始めましょう。合わせて、選手たちに「集合準備〜!」と声をかけ、整列する準備してもらいましょう。
- 球審の合図で選手整列
- 整列中は球審が進行
- 整列が終われば各配置へ
- 「プレー!」の合図で試合開始
球審の合図で選手整列
両チームが整列の準備ができたら、球審は
- 「集合っ!」
と合図。両チームの選手と審判員は、本塁ベース付近へ駆け寄って整列します。整列位置は、次の通りです。

- 両チームの選手:左右のバッターボックスの外側
- 審判員:キャッチャーボックスの後方
審判員の並び順は、一塁審が一塁ベース側、三塁審が三塁ベース側です。球審は一塁審の隣、三塁審の隣は三塁審が並びます。

球審と二塁審の並び順は迷いやすいので、一塁側から”一休兄さん(一球二三)”と覚えましょう。
整列中は球審が進行
整列ができたら、球審は次のように進行します。まずは試合開始の宣言から。
- 「〇〇チーム 対 △△チームの試合を始めます。」
※ 先攻のチーム名を先に言うこと!
次にキャプテンの握手を行います。
- 「キャプテン、握手!」
の掛け声で、両チームのキャプテンが前に出て握手します。そして最後に、
- 「礼!」
の掛け声で、全員で礼をして、整列は終了です。
整列が終われば各配置へ
礼が終わったら、次の動きにそれぞれ配置へ移ります。
- 先攻チーム:ベンチへ戻る
- 後攻チーム:守備位置へつく
- 審判員:それぞれの審判位置へ
この流れで、いよいよ試合の準備が整います。
「プレー!」の合図で試合開始
投手の投球練習(初回は7球)が終わったら、打者がバッターボックスへ入ります。準備が整ったら、
- 「プレー!」
と球審が声をかけて、試合開始です。
ちなみに、このときが試合開始時間。1回表が終了後、球審は試合開始時間を両チームに伝えましょう。
まとめ|試合前は「30・20・10・5分前」で覚えればOK!

少年野球の審判が初めてだと、試合前の流れがいちばん不安になりがちです。
でも、大丈夫!やることは決まっていて、時間ごとに整理して動けばOKです。
- 試合30分前にやること
メンバー表の交換
↓
試合球を受け取る
↓
先攻・後攻を決める
↓
シートノック開始時間を伝える
↓
グラウンドルールを共有する
- 試合20分前にやること
シートノック開始(後攻→先攻の順)
↓
シートノックの時間は5分間
↓
残り1分になったらノッカーに声かけ
- 試合10分前にやること
グラウンド整備(内野・ベース周り・マウンド周り)
↓
バッターボックス・キャッチャーボックスのライン引き - 試合5分前にやること
球審の「集合!」で本塁付近へ整列
↓
試合開始の宣言(先攻チーム名を先に)
↓
キャプテン握手
↓
全員で礼
↓
先攻はベンチへ/後攻は守備位置へ/審判も配置へ
↓
投球練習(7球)後に「プレー!」で試合開始
最初は緊張して当たり前です。でも、この流れを知っているだけで、落ち着いて動けるようになります。
あなたの「ひと声」と「段取り」が、試合をスムーズに進めてくれます。自信を持って、プレイボールを迎えましょう。
以上、この記事が参考になれば、うれしいです^^




