試合前の朝、グラウンドの準備をする際、

  • 「マウンドまでの距離って何mだっけ?」
  • 「スリーフットラインの書き方って…?」

と、スマホで調べながら設営するお父さんも多いと思います。実は、私もラインの位置や距離を覚えておらず、毎回スマホで調べながら、準備していました。

「そろそろ、しっかり理解して設営できるようになりたい」

そう思い、公認野球規則や公益財団法人全日本軟式野球連盟が定める寸法をあらためて勉強。
せっかくなので、その内容をスマホを見ながらでも正しく設営できる学童野球(少年軟式)向けグラウンド解説記事としてまとめました。

この記事では、

  • ベース間の正しい寸法
  • スリーフットラインやインフィールドラインの描き方
  • ファールラインを90°に引く方法

など、「公式寸法」と「現場での引き方」をセットで、図解付きで解説しています。

初めて会場設営を任されたお父さんでも、この記事を見ながら進めれば迷わず準備できるはずです。

ひるきん
小学校から大学まで野球を続けた経験を持つアラフォーパパ。わが子も少年野球を始めたことがきっかけで、審判としてグラウンドに立つ機会が増えました。しかし、そこで気付かされた「野球のルール、ちゃんと分かってない…」。わが子とともに日々野球の勉強中です!
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目次
  1. 学童野球のグラウンド寸法
  2. 本塁(ホームベース)を設置する方法
  3. ファールラインを90°に描く方法
  4. 一塁・二塁・三塁の位置の決め方
  5. スリーフットラインの描き方
  6. バッターボックスの描き方
  7. キャッチャーボックスの描き方
  8. ダートサークルの描き方
  9. コーチスボックスの描き方
  10. インフィールドラインの描き方
  11. ネクストバッタースボックスの描き方
  12. まとめ|学童グラウンド設営は「手順」と「数字」でラクになる

学童野球のグラウンド寸法

公益財団法人 全日本軟式野球連盟はが定める学童野球(少年軟式)のグラウンドの公式寸法を押さえておきましょう。まずこれを頭に入れておくことで、グラウンドのイメージができ、実際の設営がスムーズに進められます。

  • 塁間の距離は23m
  • 投球距離は16m
  • ダートサークルは半径6.605m
  • ネクストバッタースボックスは半径65cm
  • コーチスボックスは2.54m × 5.144m
  • スリーフットラインの幅は91.4cm
  • インフィールドラインは半径24.12m
  • 外野は両翼70m・中堅85m 
  • ラインは幅7.6cmの白線で描く

塁間の距離は23m

少年野球においては、本塁から一塁、一塁から二塁、二塁から三塁、三塁から本塁の距離は、すべて23mです。

4年生以下の場合、塁間は21mで設定しましょう。

投球距離は16m

ホームベース後端から、投手板(ピッチャープレート)の前端までの距離は16mです。

4年生以下の場合、塁間は14mで設定しましょう。

ダートサークルは半径6.605m

ダートサークルは、ホームベースを中心に設けられた円形のエリア。ホームベース後端を中心に半径6.605mの円を描きましょう。

振り逃げが成立したにも関わらず、打者がダートサークルを出ると「一塁へ走る意思がない」と見なされ、アウトとなります。

ネクストバッタースボックスは半径65cm

次打者が待機する直径1.3mの円を一塁側・三塁側の両方に設置しましょう。実際にラインを引くことを考えると、半径65cmと覚えておくと便利です。

コーチスボックスは2.54m × 5.144m

ベースコーチが立つ範囲をしめすコの字型のエリア。サイズは、2.54m × 5.144mです。ベースの位置を基準にファールラインから3m離します。

一塁と三塁の両側に設置しましょう。

スリーフットラインの幅は91.4cm

走者が守備を妨害することを避けるための“走者の通り道”です。本塁と一塁の中間点からファールラインと平行に長さ12.414mのラインを引きましょう。

三塁側には描かないよう、注意しましょう。

インフィールドラインは半径24.12m

投手板を中心に描く円弧で、インフィールドフライの判断目安にもなります。投手板後端の中央を中心に半径24.12mの円を描きましょう。

外野は両翼70m・中堅85m

学童野球では球場ごとに差がありますが、一般的な大会で採用される標準値です。

ラインは幅7.6cmの白線で描く

グラウンドに描くラインの幅は公認野球規則によって「3インチ(約7.6cm)」と定められています。ファールライン・バッターボックス・キャッチャーボックスなど、すべてのラインに適用される“共通ルール”です。

ラインの幅は、公認野球規則の野球競技場区画線に図示されています。

正しく整備されたグラウンドを作るためには、規則に沿ったライン幅を引けるラインカーを選ぶことが大切です。市販のラインカーには幅の違うモデルがあるため、購入時は必ず 「7.6cm対応」かチェックしましょう。

ひるきん

次の章からは、設営するラインやベースの設置方法を詳しく紹介していきます。

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本塁(ホームベース)を設置する方法

グラウンドづくりで最も重要なのは、最初の“本塁の位置”を正しく決めること。位置決めは次の3点さえ押さえれば失敗しません。

  1. バックネットからホームベースを12m離す
  2. スタンド・フェンスからファールラインを12m以上離す
  3. 両翼70m・中堅85mを確保する

これらの基準を満たす場所にホームベースを置けば、その他のベース配置やライン引きがスムーズです。

バックネットから12m離す

学童野球では、バックネットからホームベース後端までの距離を12mとりましょう。近すぎたり、遠すぎたりすると、パスボールなどによる走者の進塁に大きく影響します。

スタンド・フェンスからファールラインを12m離す

ホームベースから伸びる一塁側・三塁側ファールラインが、スタンドやフェンスから最低でも12m離れるかも位置決めの判断材料になります。

  • ファールラインが近すぎると安全性に問題
  • コーチや打者の待機スペースも確保しにくい

ホームベースの位置は、バックネットとファウルラインの両方の“余白”を見ながら調整するのがコツです。

外野の広さ(両翼70m・中堅85m)が確保できるかをチェック

ホームベースの位置が決まると、次に確認したいのが 外野の広さ。少年軟式では次の目安があります。

  • 両翼:70m
  • 中堅:85m

もしホームを前に出しすぎると、外野の距離が足りなくなる可能性があります。逆に後ろへ下げすぎると、バックネットとの距離が狭くなり危険です。

100mメジャーがあると便利!

外野の両翼70m・中堅85mを正しく測るには、メジャーが必須!特に外野までしっかり距離を測れる100mメジャーがあれば、グラウンド設営がグッとラクになります。

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ファールラインを90°に描く方法

ファールラインは一塁側と三塁側にまっすぐに引くこと。一塁側のラインと三塁側のラインが直角(90°)になるように描きます。

ただ描くだけでは90°を出すのは難しいですが、メジャーで三辺の距離を測るだけで正確に作れるコツがあります。以下の組み合わせを覚えておけば、90°が再現できるので、覚えておいて損はありません。

  • 一塁側10m/三塁側10m/対角線14.142m
  • 一塁側23m/三塁側23m/対角線32.527m

ホームベース後端からファールラインをまっすぐ引く

まず初めに、ホームベースの後端を基準に一塁側と三塁側にメジャーをまっすぐに伸ばしましょう。そもそもホームベースの角が90°になっているため、ホームベースの形状に合わせてメジャーを伸ばせば、概ね90°になります。

手法1】一塁側10m・三塁側10m・対角線14.142mになるようファールラインを調整する

次の1〜3のステップを踏めば、ファールラインが直角(90°)になります。

  1. ホームベース後端から一塁方向へ10mの位置を押さえる
  2. ホームベース後端から三塁方向へ10m の位置を押さえる
  3. ①と②を結ぶ直線が14.142mとなるようにファールラインの位置を調整する

キリのよい10mの位置で対角線を確認するため、わかりやすいのがポイントです。メジャーの緩みがないよう、しっかりと張った状態で確認すると精度がよくなります。

手法2一塁側23m・三塁側23m・対角線32.527mになるようファールラインを調整する

次の1〜3のステップでも、ファールラインを直角(90°)に描くことができます。

  1. ホームベース後端から一塁方向へ23mの位置を押さえる
  2. ホームベース後端から三塁方向へ23m の位置を押さえる
  3. ①と②を結ぶ直線が32.527mとなるようにファールラインの位置を調整する

手法1よりも長い距離で確認するため、メジャーが緩みやすい課題がありますが、90°の精度は手法1よりも高まります。合わせて一塁・三塁ベースを置く23mの位置も確認できるため、効率がよくグランド設営できます。

ファールラインに白線の外側沿うように描く

公認野球規則では、白線よりも外側がファール、白線上も含めて内側がフェアです。メジャーに合わせて白線を引く際は、白線の外側がメジャーに沿うようにしましょう。

ファールラインは外野のフェンスまで描く

ファールラインは、外野フェンスまでまっすぐ一直線に引く必要があります。少年軟式でよく使われる両翼の目安は70mのため、100mメジャーがあると便利です!

メジャーをピンと張れば、それだけでまっすぐな基準ラインができ、あとはそのラインに沿って、ラインカーでゆっくりなぞるだけ。誰でもキレイなファールラインが引けます。

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一塁・二塁・三塁の位置の決め方

ベース配置で最も重要なのは、23mという塁間距離を“正確に”再現すること。一塁・三塁まではファウルライン沿いに測れば簡単ですが、二塁は誤差が生まれやすいポイントです。

次の方法で配置すれば、ダイヤモンド全体が正確に整い、その後のライン引きもズレなく進められます。

  • 一塁・三塁はファウルラインに沿って23m測るだけでOK
  • 二塁は一塁・三塁の両方から23mを測り、交点に置く(コンパス方式)

一塁・三塁はファールラインに沿って23m測ればOK

ホームベース後端から一塁側ファールラインに沿って23mの位置が一塁、三塁側ファールラインに沿って23mの位置が三塁。この位置にベースを置けば完了です。

二塁の位置は一塁・三塁から23mの交点で決める

二塁の位置は、次の1〜3のステップで正確に求めることができます。

  1. 一塁の位置から23mを測り、コンパスの要領で弧状にマーキング
  2. 三塁の位置から23m を測り、同じように弧状にマーキング
  3. 2つの弧が交差した点が二塁の位置

①〜③で求めた交点に二塁ベースの“中心”を合わせて設置します。ファールラインに沿って設置する一塁・三塁ベースと異なるので、注意しましょう。

一塁・三塁ベースの置き方

一塁ベースは、側面がファールラインの外側面に沿うように置きます。これは、ベース全体がフェアグラウンド内に入れることで、打球がベースに当たればフェア、当たらなければファールと判断を容易にするためです。

三塁ベースも同じ考え方で、側面がファールラインの外側面に沿うように配置します。一塁ベースと同様、フェア判定の正確性を優先した配置方法です

ちなみに、二塁ベースとは異なる置き方のため、注意が必要です。

二塁ベースの置き方

二塁ベースは、一塁と三塁から延びるラインの交点を“中心”にして置くのが基本です。角をラインに合わせるのではなく、ベースの真ん中が交点にくるような配置です。

一塁と三塁は、フェア・ファウル判定のためファールラインの外側面にベースの側面を沿わして置きます。一方、二塁はフェア・ファウル判定に関係しないため、ベースの中心を合わせる“昔からの配置”がそのまま採用されています。

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スリーフットラインの描き方

スリーフットラインは、一塁線と平行に引かれたラインのこと。打者走者がどこを走ればいいか分かりやすくするための目安で、一塁への送球をジャマしないように、安全な走路へと導く役割があります。

  • 一塁側ファールラインと平行に91.4cm外側に引く
  • 本塁と一塁の中間から12.414mの長さで引く
  • ライン両端からファールラインに向けて垂直線を引く

一塁側ファールラインと平行に91.4cm外側に引く

スリーフットラインは一塁側のファールラインと平行に引かれた直線。ファールラインの外側へ91.4cmの位置に描きましょう

本塁と一塁の中間から12.414mの長さで引く

スリーフットラインを引き始める場所は、塁間のちょうど真ん中の11.5m。そこから一塁ベースよりも91.4cm先にあたる12.414mまで線を引けばOK。

4年生以下の場合、引き始める場所は10.5mです。

ライン両端からファールラインに向けて垂直線を引く

ラインの両端からファウルラインに向けて、垂直に引けばスリーフットレーンの完成です。

ただし、垂直線は ファールラインにつなげず、少し手前で止めておくのがポイント。つなげてしまうとフェア・ファールが判定しづらくなるためです。

球場によっては、この垂直線そのものを描かないところもあります。

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バッターボックスの描き方

バッターボックスは幅90cm × 長さ150cmの長方形。ホームベースを基準にすると、左右対称にきれいに描けます。

  • まず内側ライン(ホーム横13cm)で位置を確定
  • 次に幅90cmの外側ラインを描く
  • 最後に前後を結んで長方形にする

ホームベース横から左右13cmずつ離す

バッターボックスは、ホームベースの横から13cm外側に離して配置します。ホームベースの幅は43.2cmのため、左右のバッターボックス間の内側の距離は69.2cmになります。

ホームベース中央を基準に前後へ75cmずつ取る

バッターボックスの長さ150cmは、ホームベース中央を基準に前方へ75cm、後方へ75cmを確保します。これで、バッターボックスの内側の位置が決まります。

内側位置が決まったら、長方形を描くだけ

ホームベースから13cm離れた位置に150cmの線が引ければ、それを基準に幅90cm × 長さ150cmの長方形を左右に描くいて完成です。

バッターボックス定規があれば便利!

バッターボックスを引くのは、メジャーで測りながら行うのは、手間がかかります。ホームベースと平行に描くつもりが、ゆがんでしまうこともあります。

そこでオススメなのが、バッターボックス定規

ホームベースの側面に合わせて定規を置き、形をなぞるだけで、きれいなバッターボックスが出来上がります

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キャッチャーボックスの描き方

キャッチャーボックスは捕手が構える位置を示すエリア。バッターボックスの内側ラインを基準に、後方へ描くのがポイントです。

  • バッターボックス内側ラインから13cm外側が左右の基準
  • そこから後方へ約150cmの直線を引く
  • 反対側も同じように約150cmの直線を引く
  • 約150cmの直線後端を横線で結ぶと完成

バッターボックス内側から13cm外側が基準

まず、バッターボックスの内側ライン(ホームベース側のライン)から13cm離れた位置を取ります。ここがキャッチャーボックスの「左右の基準線」になります。

後方へ149.8cm(約150cm)の直線を引く

基準線が決まったら、そこから後方に向かって149.8cmの直線を引きます。この位置は、ホームベース最後端から2.032mの位置に相当します。

反対側も同じように149.8cm(約150cm)の直線を引く

もう一方のバッターボックス内側からも同じように内側ラインから13cm離れた位置に後方へ149.8cmの直線を引き、左右対称にします。

2本の直線の後端を結べば完成

最後に、左右の直線のいちばん後ろ同士をつないで横線を引けば、キャッチャーボックスの長方形が完成 します。

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ダートサークルの描き方

ダートサークルは、ホームベース後端を中心にバッターボックスを囲むように描かれた円。振り逃げに気づかない打者をアウトにする際の目安となります。

  • ホームベース後端を中心に半径6.605mの円を描く
  • 左右ともファールラインの手前91.4cmでストップ

ホームベース後端を中心に半径6.605mの円を描く

ダートサークルは、ホームベースの最後端(キャッチャー側の角) を円の中心に半径6.605mの円を描きます。紐やメジャーを使ってコンパスのように描くときれいに仕上がります。

ファールラインの手前91.4cmの位置で止める

ダートサークルはファールラインとつなげず、91.4cmのすきまを持たせた状態で、左右とも止めます。91.4cmはちょうどスリーフットラインと同じ幅です。

振り逃げが成立したにも関わらず、打者がダートサークルを出ると「一塁へ走る意思がない」と見なされ、アウトとなります。

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コーチスボックスの描き方

コーチスボックスは、ランナーコーチが位置取りをするためのエリアです。ファールラインから3m離れた場所幅2.54m × 長さ5.144mの”コの字型”を描きます。

  • ファールラインから3m外側に長さ5.144mの平行線
  • 一・二塁線、二・三塁線の延長上に 2.54m の直線
  • 幅2.54m × 長さ5.144m の “コの字型” の三辺

ファウルラインから3m離れた位置に5.144mの平行線を引く

まず、一塁側・三塁側それぞれのファウルラインから3m外側にコーチスボックスの内側となる直線を引きます。ファールラインと平行になるように5.144mの長さで描きましょう。

二塁結ぶ直線の延長線上に、2.54m の直線を描く

一塁側のコーチスボックスは、一塁と二塁を結ぶ直線の延長線上に 2.54m の直線 を描きます。これが、コーチスボックスの「後ろ側(外野側)のライン」になります。

三塁側のコーチスボックスは、二塁と三塁を結ぶ直線の延長線上に 2.54m の直線 を描きます。これも、コーチスボックスの「後ろ側(外野側)のライン」になります。

幅2.54m × 長さ5.144m の“コの字型”に仕上げる

幅2.54m × 長さ5.144m の“コの字型”になるよう、前側(本塁側)にも2.54mの直線を引けば、コーチスボックスの完成です。

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インフィールドラインの描き方

インフィールドラインは、内野と外野の境界を示す弧状のラインです。内野手が“普通の守備で捕れる範囲”の目安になり、インフィールドフライの判断目安にも使われます。

  • 円の中心は投手板の中央部
  • 半径24.12mで円を描く

円の中心は投手板の中央部

インフィールドラインは、投手板の真ん中(二塁側)を中心とした大きな円。投手板の全長は51cmなので、25.5cm の位置がインフィールドラインの中心です。

半径24.12mで円を描く

インフィールドラインの半径は 24.12m投手板の真ん中(二塁側)からメジャーや紐を24.12mまで伸ばし、コンパスのように弧を描きます。

中心をしっかりと固定し、張力を保ったまま描くのがきれいに仕上げるコツ。一気に描こうとせず、少しずつ張りをを確認しながら進むと円が崩れにくくなります。

ファールラインより“内側”にだけ描けばOK

インフィールドラインは、ファールラインの“内側”、つまりフェアゾーンにだけに描く線です。ファールゾーンまで線を伸ばす必要はありません。

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ネクストバッタースボックスの描き方

ネクストバッタースボックスは、次の打席を待つ打者が待機する円形エリア。これにも決められた寸法があります。

  • ホームベースの両側9.398mの位置が中心
  • 半径65cmの円を描く

ホームベースの両側9.398mの位置が中心

描く位置の目安としては、投手板からホームベースへ延ばした直線を基準にします。その直線とダートサークルの交点から、9.398m離れた位置が円の中心です。

半径65cmの円を描く

ホームベースの左右両側に決めた中心から半径65cm(直径1.3m)の円を描きます。

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まとめ|学童グラウンド設営は「手順」と「数字」でラクになる

ここまで見てきたように、学童野球のグラウンド設営のポイントは次の2つ。

  1. 正しい“公式寸法”を頭に入れておくこと
  2. 「どの順番で」「どこを基準に」描いていくかを決めておくこと

この2つさえ押さえておけば、毎回の試合前の準備がグッとラクになります。

たとえば、今回の記事で紹介した流れをざっくり並べると、こんな「手順」になります。

  1. ホームベースの位置を決める
    ├ バックネットから12m
    ├ ファールラインはスタンドから12m以上
    └ 外野(両翼70m・中堅85m)の広さをチェック
  2. ファールラインを90°で引く
    ├ 10m–10m–14.142m もしくは
    └ 23m–23m–32.527m で直角を確認
  3. 一塁・三塁・二塁の位置を決める
    ├ 一・三塁はファールラインに沿って23m
    └ 二塁は一塁・三塁から23mの交点
  4. 各種ライン・ボックスを描く
    スリーフットライン:一塁線から91.4cm外側/長さ12.414m
    バッターボックス:幅90cm × 長さ150cm
    キャッチャーボックス:ホーム最後端から約2.032m後方
    ダートサークル:ホーム後端を中心に半径6.605m
    コーチスボックス:ファールラインから3m外側/2.54m × 5.144m
    インフィールドライン:投手板中央を中心に半径24.12m
  5. ネクストバッタースボックスを描く
    └ ホーム両側9.398mを中心に、半径65cmの円

数字だけ見ると難しそうですが、一度「手順」を覚えてしまえば、あとは毎回同じ手順の繰り返しです。

この記事をブックマークしておけば、

  • 「あれ、スリーフットラインってどこからだっけ?」
  • 「バッターボックスの位置、何cm空けるんだっけ?」

と迷ったときに、スマホ片手でサッと確認できます。

試合前のバタバタした時間を少しでも減らして、子どもたちのプレーをじっくり見られるよう、ぜひ何度でも使い倒してもらえたらうれしいです。

各種ラインの幅は公認野球規則で約7.6cmと定められているため、規格にあったラインカーを準備しましょう。

さらに100mメジャーバッターボックス定規などの道具をそろえておけば、時短&キレイに仕上がりますよ^^

以上、この記事が参考になればうれしいです^^

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